防水工事にはいくつか種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあり、施工する場所の規模、構造、用途などを考慮して最適な工法を選ぶことが大切です。
液状のウレタン樹脂を塗り防水層を形成する工法です。
塗料なので、凹凸があったり、複雑な形状の場所でも、継ぎ目のないキレイな防水層を形成できます。
高い柔軟性で建物の揺れに強く、ひび割れが起きにくいのが特徴です。
耐用年数:10~12年
単価:約3500~7500円/㎡
防水性のあるシートを敷設する工法です。
塩ビシートやゴムシートを張り付けるだけで仕上げられるので、短期間で施工できます。
防水層に継ぎ目ができます。
耐用年数:10~20年
単価:約4000~7500円/㎡
液状のポリエステル樹脂とガラス繊維を組み合わせて防水層を形成する工法です。
伸縮性がないので、変形量の大きい木造住宅の大きめのベランダ・バルコニーには不向きです。
一般的な大きさのベランダであれば問題ありません。
継ぎ目ができず、複雑な形状でも施工でき、耐久性に優れています。
耐用年数:12~20年
単価:約4500~8000円/㎡