・強度の高さ
屋上駐車場の防水にも使用されており、車両の走行にも耐えられるだけの強度があります。
また、FRP防水は植物の根でも貫通しないので、屋上緑化にも適しています。
・継ぎ目のない防水層
シート防水はシートを重ねていくので防水層に継ぎ目ができ、そこが防水層の弱点となります。
FRP防水は液状のポリエステル樹脂とガラスマットを組み合わせて防水層を形成するので、シート防水のように継ぎ目ができません。
また、複雑な形状にも施工でき、見た目もキレイに仕上がります。
・施工性に優れる
硬化速度が速いので施工期間が短くて済みます。
また、軽量なので重さを気にすることなく、あらゆる場所に施工できます。
・施工に向いていない建物がある
FRP防水は伸縮性が悪いので、建物の変形が大きいと、ひびの原因になります。
地震や強風で変形が大きくなる木造の大きめのベランダなどは、施工に向いていません。