台風や強風が多いこの時期にお問い合わせの多い棟板金です。
棟板金とは、主に化粧スレート(カラーベスト・コロニアル)系の屋根を留めている金属部分のことを指します。
材質は、近年はガルバニウム鋼板を使用し、固定具は保持力の高いステンレスビスで、下地は腐食する貫板ではなく樹脂製下地を用いります。
しかし抜けやすい鉄製釘や木材の貫板を使用していることが多いため、棟板金は屋根の中でも不具合の多い箇所になります。
劣化の症状としては、釘が浮いたり抜けたりして固定している貫板から棟板金が浮いてパタパタ音がします。
その後、台風など風に煽られて棟板金が飛散して、近隣や人に当たるなどして大惨事になることもありますので、目に付きにくい屋根の上ですが普段聞きなれない音がしましたら、街の屋根やさん周南店へご連絡ください。