ルーフィングとは、屋根材の下に敷く防水シートのことです。
屋根材だけでは完全に雨水の侵入を防ぐことはできず、屋根材や板金との隙間から入ってくる雨水をルーフィングが防いでいます。
屋根材が劣化していても、すぐに室内に雨水が侵入しないのは、ルーフィングがあるおかげです。
このルーフィングにも寿命があり、耐用年数は早いもので15年程度、長いもので30年程度と言われています。
屋根材に不具合があり、ルーフィングが雨水で濡れやすい状況になると劣化も早くなり、それよりも早くルーフィングが破損することもあります。
ルーフィングは屋根材の下にあるので、劣化や破れに気付きにくく、雨漏りなど被害が出た後に気付くことがほとんどです。