合成ゴムやプラスチックを1.2mm~2.5mm程度のシート状に加工し、耐候性や施工性に優れている防水シートです。
また伸縮性に富んでますので、建物の収縮に追従性する優れた防水材です。
広い場所にも短期間で施工できます。
しかし、素材がシートなので凸凹のあるような場所には向いてなく、穴が開いたり一部剥がれたりすると劣化したシートを剥がす作業になるので、その分費用が掛かってしまいます。
また下地が割れてしまうような事態が起こった際に、貼り付けた防水シートも一緒に裂けてしまうといった事もあります。
シート防水特有の弱点にシートの結合部分があります。
シートの結合部分の接着剤が経年により劣化したり、シートの収縮を繰り返すなどでシートが剥がれてしまうと、そこから雨水が浸入して雨漏りにつながってしまいます。
防水工事を怠り雨漏りが起きると、建物の寿命を短くしてしまうので、定期的な点検やメンテナンスを行いましょう。