波型スレートのメンテナンスは、主に屋根カバー工法と張り替え(交換)です。
屋根カバー工法は一般の住宅の屋根工事でも行われる工法で、既存の屋根の上から新しい屋根を被せる工事です。
屋根材を撤去する必要がないので、産業廃棄物の処分費がかからず、張り替えと比べて費用を抑えることができます。
張り替えは、既存の屋根材を撤去して、新しい屋根材を張る工事です。
穴が開いたり、割れている箇所を一部分だけ張り替えることもできます。
一部の交換によって雨水の流れが変わり、他の部分の負担が増える場合には、その部分も交換する必要があります。
波型スレートへの塗装もできますが、数十年経過している場合には屋根材自体が老朽化して脆くなっている可能性があります。
また、アスベストを含んでいる場合には、周囲への配慮から高圧洗浄ができません。