瓦屋根の寿命は50年以上といわれるのにスレート屋根(カラーベスト、コロニアル)の寿命はその半分ぐらいの20年~30年と言われています。
スレート屋根(カラーベスト、コロニアル)は原材料のセメントに塗装をして色を付けているために、紫外線などの影響で劣化して10年ぐらいで色褪せしてきます。
また色褪せが始まりますと、塗膜が劣化してますので防水機能の低下により水分を吸収して、苔やカビの発生の原因になります。
こうした水の体積変化により、固定されてたスレートの成分が少しずつ剥がれていき、亀裂や割れや反りが生じます。
そのために10年ぐらいから塗装でメンテナンスをしたり、亀裂や割れはコーキング剤を使用しての補修などが必要です。
10年20年と塗装でメンテナンスをしても新築時には戻りませんので、スレート屋根(カラーベスト、コロニアル)の寿命を考えると塗装以外にも、廃材が出なくて比較的安価で出来る
カバー工法や
葺き替え工事などメンテナンス方法もあります。
最後にスレート屋根(カラーベストやコロニアル)を長く使いたい場合には適切で定期的なメンテナンスを心掛けましょう。