屋根葺き替えは、既存の屋根を剥がして新しい屋根を葺く屋根工事です。
屋根工事の中で最も規模の大きい工事で高額になります。
屋根材の劣化が激しかったり、下地が傷んでいたり、雨漏りしている場合には屋根の葺き替えが必要になります。
いまある屋根を剥がすので、屋根材の下にある防水紙や野地板を修理することができます。
防水紙や野地板は屋根材の下にあるので点検やメンテナンスができません。
防水紙や野地板は屋根の重要な部位であり、劣化することで雨漏りしたり、屋根の耐久性が低下することを考えれば、屋根の下地を修理できることは大きなメリットといえます。
また、新しい屋根材に替えることで建物の耐震性を向上させることができます。
建物の耐震性は屋根の重さに影響されます。
屋根が重くなれば建物の重心が上がり、地震の時の揺れが大きくなり、建物にかかる負担も大きくなります。
そのため、既存の屋根材よりも軽量なものに葺き替えることで、耐震性が向上します。