周南市で雨漏りしたビルの屋上を点検しました。
周南市にお住いのお客様より「テナントビルが雨漏りしているので直したい」とご相談がありましたので、屋上の点検に伺いました。
既に1社、工務店に見積り依頼済みのようでしたので相見積もりになります。
複数の業者からお見積りを取ることによって、金額や条件を比較でき、最適の業者を選ぶことができます。
天井に雨漏りの染みがあるということでしたので、拝見させていただきました。
天井の染みを数か所確認できました。
築31年で、屋上防水の種類はシート防水でした。
シート防水は、ゴムや塩化ビニールなど防水性のあるシートを重ねていく防水で、一般的な住宅やビルの屋上によくつかわれています。
表面の色褪せが見られます。
防水層を覆っているトップコートが劣化している証拠です。
前日に少し雨が降ったくらいで今日は晴れているため、通常ならば既に乾いているはずですが、水溜りがあり濡れています。
排水不良が原因です。
屋上防水は水を溜めるようにはつくられておらず、水が溜まってしまうと様々な部分に悪影響を及ぼします。
放置し続けると、雨漏りや各部の腐食・劣化につながります。
たかが排水不良だと放置せずに、発見した場合には業者に相談することをお勧めします。
防水層のひび割れも見られ、雨水の侵入の恐れがあるため防水工事が必要な状況です。
屋上やベランダの防水には最も防水性が高いFRP防水をお勧めしています。
FRP防水とは、プラスチックと繊維の複合材で貯水槽などにも使われています。
ビルなどの屋上は、勾配がなく、他の屋根に比べて雨が溜まりやすいため防水工事をしっかりすることが極めて重要です。
FRP防水で施工する事で長期間に渡り、雨の日でも安心して過ごすことができます。
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