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下松市で雨漏りして腐食してるベランダとスレート屋根の現地調査へ伺いました
下松市のお客様よりスレート屋根の点検とベランダが雨漏りで外壁が落ちたと連絡があり現地調査へ伺いました。数年前よりベランダに雨漏りがあり、そのまま放置してたようで、下地の木材まで腐食していて外壁のサイディングやタイル貼りの部分も落ちていました。
ここまで腐食が進行していますと、もうベランダを1度解体して新たに設置するしかありません。
更に放置してますと、手すりや他の箇所の転落もあり危険な状態ですので、早急なメンテナンスが必要です。
屋根材はスレート屋根で、色褪せ・カビや苔が発生してました。スレート屋根は主成分がセメントですので、塗装によって防水性を保っていますので、塗膜の剥がれたスレート屋根は防水機能の低下により、雨水が屋根材に留まり、湿気の影響でカビや苔の発生の原因になります。
棟板金の釘が浮いてる箇所や抜けてる部分がありました。通常は奥まで釘が入っているのですが、経年により夏場の板金の温度上昇による膨張で板金とともに釘が抜け出て、冬場の温度低下で板金が収縮して戻ることにより、釘だけが取り残される状態で、このような釘抜けが引き起こされるといわれています。
長い間釘抜けを放置してますと、板金の中にある貫板が腐食している場合もありますので、注意が必要です。
棟板金にサビも発生していました。棟板金に限らず、サビには注意が必要です。
サビの劣化が進行すると、板金自体に穴が開くなどの破損、または固定部分の劣化も同時に進行するため、突風により板金が飛ばされる場合もあり、危険です。
今回はスレート屋根の経年・劣化具合から、塗装をしても数年で現状に戻る可能性があるため、屋根カバー工法で新しい屋根材の施工を勧めました。
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