田布施町でカラーベスト屋根とサイディング外壁の点検を行いました
熊毛郡田布施町でお住いのS様より、外壁・屋根塗装の見積り依頼をいただきましたので現地調査に伺いました。
外壁・屋根リフォームは、外壁・屋根の材質や劣化状況によって施工方法や使用する材料が変わってきます。
お客様の立会いのもと、30~60分かけて調査をし、お家の状態に合わせて最適な提案書と複数のお見積りを提出させていただいております。
使用されていた屋根材は、カラーベスト(スレート)でした。
全体的に塗膜の褪色が目立ちました。
紫外線により塗膜が劣化して防水性が低下している状態です。
カラーベスト自体には防水性はなく、表面の塗膜が雨から守っています。
そのため塗膜の劣化が進むと、カラーベスト自体の損傷につながり、劣化が加速します。
カラーベストひび割れが複数見られました。
塗膜が劣化して防水性が低下すると、カラーベストが水分を吸い込むようになり、含水と乾燥を繰り返し、ひび割れが発生します。
割れて抜け落ちたりして、下地に雨があたるようになると雨漏りの原因になります。
ひび割れを補修してから塗装する必要があります。
外壁は、窯業系サイディングでした。
窯業系サイディングとは、セメント質と繊維質を主な原料にして板状に形成したものです。
チョーキング(白亜化)が発生しています。
チョーキングとは、サイディング外壁を手で触った時に粉がつく現象のことです。
チョーキングは、塗膜が劣化して防水性が低下している証拠で、塗り替えの目安になります。
目地のシーリングにひび割れが見られました。
シーリングとは、サイディングボードとサイディングボードの間の目地(隙間)に充填されているゴム状のものです。
ひび割れから雨水が侵入して内部から傷んできますので打ち替える必要があります。
カラーベストの塗膜の褪色やひび割れは、サイディングのチョーキング、素材自体の損傷はない状態でした。
素材自体の損傷があると屋根の「葺き替え」やサイディングの「張り替え」の必要があります。
そうならないように早めのメンテナンスをお勧めします。
お客様のご希望通り塗装のお見積りを出させていただきます。
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