山口市江良でモニエル瓦の洗浄と塗装しました
山口市江良でモニエル瓦の塗装をした時の様子をご紹介します。
モニエル瓦とはヨーロッパ発祥のセメント瓦の一種です。セメントと砂を混ぜて作られる「乾式コンクリート」のことです。主成分がセメントなので塗装しなければ防水機能がありません。
モニエル瓦の塗装は洗浄がとても重要な工程です。
モニエル瓦には表面に着色スラリー層(セメント、砂、骨材、顔料懸濁液、水和硬化層)というセメントの着色材を厚めに塗られており、その上にはアクリル樹脂系のクリアー塗料で形成されて完成させます。
モニエル瓦を塗装する際には写真のように徹底的にスラリー層を取り除いたあとに塗装を行う必要があります。
このスラリー層が残った状態で塗装してしまうとスラリー層と一緒に塗装が剥がれてしまいます。
せっかく塗装した意味がないです。
屋根塗装を行うとなればモニエル瓦が一番厄介な屋根材ともいえるためしっかりとした屋根専門店に相談しましょう。
スラリー層をしっかり除去した後は少し乾燥させて下塗り材を塗っていきます。
ここもポイントなのですがモニエル瓦の塗装はモニエル瓦専用の塗料を使いましょう。
下塗り材はエポキシ樹脂のシーラーを瓦にたっぷり含ませるように塗っていきます。
下塗り材を塗ったら上塗り材を二回塗っていきます。二回目には塗りムラ、塗り残しに気を付けながら丁寧に塗っていきます。
モニエル瓦を長持ちさせるためには定期的な塗装が重要になります。何回も言いますが徹底した下地処理とスラリー層の除去がとても重要です。今現在いろんなメーカーがモニエル瓦専用の塗料を販売せれています。
モニエル瓦の塗装をお考えの方は是非、街の屋根屋さん周南店にご相談ください。
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