周南市にお住まいのお客様から「屋根の金属の板が落ちたので見てほしい」とのお問い合わせをいただき、屋根点検を実施いたしました。
本日の現場ブログでは、周南市で行った屋根点検の様子を紹介していきます。

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現場に到着すると、お客様宅の敷地内に大きな金属板が落下しているのを確認いたしました。
この金属板は屋根の棟部分に設置されている棟板金で、板金が完全に剥がれて地面に落下していました。

棟板金は屋根の重要な部分の一つです。
屋根の棟部分は、左右の屋根面が合わさる箇所のため、雨水が侵入しやすい構造になっています。
棟板金はこの部分を覆うことで、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を果たしています。
周南市のお宅のように棟板金が剥がれていると、雨水が浸入して雨漏りの原因になります。

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棟板金が剥がれた部分を確認すると、棟板金が落下した原因は強風による一時的な問題ではないことが判明しました。
下地となる貫板（木材）の腐食が進行していました。
本来であれば貫板は棟板金をしっかりと固定する役割を担っていますが、貫板の表面が黒く変色し、腐食が進行していました。
木材の強度が著しく低下し、釘が効かない状態になっていました。

まだ剥がれていない部分の棟板金も点検したところ、劣化症状が確認されました。
板金表面の錆の進行、釘の浮き上がり、板金の一部に浮きや歪み、継ぎ目部分のシーリング材の劣化が見られました。

築年数の経過とともに、棟板金や貫板の劣化は避けられません。
紫外線による材料の劣化、雨水による錆の発生と進行、風による繰り返し荷重、温度変化による材料の疲労などの要因が重なることで劣化が加速します。

周南市のお宅では、剥がれた棟板金が敷地内に落下しただけでしたが、「飛散した棟板金がお隣の建物や車などを傷付けてしまった」「歩行者を怪我させた」といったことも起こりかねません。

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定期的に屋根の点検をしてメンテナンスをすることで、屋根そのものの寿命を延ばすことができます。
雨漏りなどの大きなトラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。

周南市周辺で屋根の点検・メンテナンスをご検討される際には、街の屋根やさん周南店までお気軽にお問い合わせください

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