棟金具を設置し、そこに垂木を取り付けました。
垂木の取り付けが完了した後、南蛮漆喰を盛って土台を形成しました。
南蛮漆喰とは、改良型の漆喰で、従来の漆喰よりも防水性能が高く、ひび割れにも強いという特徴があります。
この南蛮漆喰を適切な形に整えることで、棟瓦を安定して設置するための土台が完成します。
今回の工事では「丸伏せ工法」という施工方法を採用しました。
丸伏せ工法とは、のし瓦を何段も積み重ねる従来の工法とは異なり、のし瓦を省略して七寸丸瓦を直接かぶせる工法のことです。
この工法にはいくつかの大きなメリットがあります。
まず第一に、棟の重量を軽減できることです。
従来の工法ではのし瓦を複数段積み重ねるため、棟全体の重量がかなり重くなります。
これに対し、丸伏せ工法ではのし瓦を使用しないため、棟の重量を大幅に軽減できます。屋根の重量が軽くなることで建物への負担が減り、耐震性の向上にもつながります。
第二に、施工期間の短縮とコストの削減が可能になることです。
のし瓦を何段も積む作業は時間と手間がかかりますが、丸伏せ工法ではその工程を省略できるため、工事期間を短縮でき、それに伴って工事費用も抑えることができます。
丸伏せ工法によって施工された隅棟は、すっきりとした美しい仕上がりとなりました。
七寸丸瓦がしっかりと固定され、南蛮漆喰によって防水性も確保されています。
棟金具と垂木による堅固な下地構造により、台風などの強風にも十分耐えられる強度を実現しています。
漆喰の劣化を放置すると、棟瓦のズレや脱落、雨水の浸入による雨漏り、さらには建物内部の腐朽など、深刻な被害につながる可能性があります。
早期に発見して適切な補修を行うことで、大規模な工事を避けることができ、結果的に費用も抑えることができます。
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漆喰の詳細は?
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傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー