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山口市で部分的に膨れ現象があるシート防水の陸屋根の屋上を無料点検しました
山口市にお住まいのお客様よりお問い合わせがありましたので、屋根の無料点検に伺いました。
お客様のお宅は築25年で、陸屋根(りくやね)というタイプの平らな屋根でした。
陸屋根は傾斜が緩く平らなため水はけが悪く、三角屋根と比べると漏水や雨漏りのリスクは高くなります。
屋根の防水は、シート防水でした。
「シート防水」は、ゴムや塩化ビニールなど防水性のあるシートを貼り重ねていく防水です。
シート防水の耐用年数は13年程度と言われています。
塩化ビニールシートは、紫外線や熱などに対して強く、優れた耐候性を持っています。
また、改修時でも古い防水材の上からそのまま被せて施工することが可能なため、短期間で安価に工事ができる工法のひとつです。
シート防水が膨れていました。
「膨れ」は、下地のコンクリート内部の湿気や溶剤が気化して気温が高くなると膨らんでくることで発生します。
シート防水が膨れているからといって、それですぐに雨漏りするということはありません。
ですが将来的に破断してシート防水が破れる可能性が高くなるため、防水工事を検討する時期にきています。
防水工事において、既存防水層の状態が比較的良好であれば防水層の上から新しい防水層をかぶせて施工することが可能ですが、劣化が進行している場合には防水層を全面撤去する必要があります。
早めのメンテナンスをすることでコストを抑えることができます。
今回は、かぶせ工法での防水工事を提案させていただきました。
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