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防府市で築26年のダイワハウスのスレート屋根の診断のために現地調査へお伺いました
防府市大道の大和ハウス建築の築26年のスレート屋根、外壁の診断へ伺ってきました。
数年前に1度外壁の方は塗装をされたそうですが、屋根の方は新築時から手つかずで遠目からでも屋根の劣化が窺えました。
早速屋根の方へ登ってみましたところ、近くで見ると塗膜の剥がれはもちろんですが、スレート屋根材自体の浮き、反りやコケの発生も目立ちました。
スレート屋根は主成分がセメントで塗装によって仕上げてまして、塗料の塗膜によって防水機能を高めてますので、このままでは雨水が浸水して、ルーフィング(防水シート)や野地板(下地材)まで雨水が侵入して腐食の原因になり、雨漏りが起こりますので早急な対処が必要です。
塗膜の劣化により、防水機能の低下でスレート屋根の水捌けが悪くなり、苔やカビが発生していました。
水はけが悪くなりますと、スレート屋根自体も少しの衝撃で割れやすくなります。
ここまで大きな苔が発生していましたので、スレート屋根の水捌けが相当悪いですね。
スレート屋根もひび割れが発生していました。
コーキング剤での補修が必要です。
スレート屋根の点検や診断によく伺いますが、95%ぐらいの確立でひび割れや欠けが起きていますので、スレート屋根の寿命は30年と言われていますが、10年ごとに定期メンテナンスを心掛けると良いと思います。
屋根は外壁よりも沢山の紫外線を浴びますので、雨漏りしてからではなく、定期的なメンテナンスが必要です。
スレート屋根の谷の板金部分にも苔やカビが発生していました。
板金自体も歪みなどが見受けられました。
谷板金は雨水の通り道になってますので、流れが悪くなりますと家全体の雨漏りに繋がりますので注意しましょう。
今回は築26年のスレート屋根で破損や劣化が酷かったので、洗浄やケレンで汚れを落とし、コーキング等で補修をしてから塗装をしても、スレート屋根自体は新築時に戻りませんし、耐候年数の高い塗料を使用しても数年で塗膜が剥がれて今の状態に直ぐ戻りますので、塗装の費用が勿体ないです。
そのため料金も塗装費に+αで施工可能なカバー工法によるアスファルトシングルをご提案させて頂きました。
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