「大雨の時だけだから」と放置するのは危険です。
少量の雨水であっても建物に柱や梁にダメージを与え、建物の寿命を短くしてしまいます。
雨漏りにより住宅は確実に傷んでおり、湿気がこもることでカビが発生します。
カビは、ぜんそくなどの原因になり、思わぬ健康被害が出る可能性があります。
腐食した木材や湿気の多い環境は、シロアリにとっても格好の繁殖場所となり、シロアリが繁殖する危険性もあります。
湿った木材がシロアリの格好のエサとなり、屋根裏だけでなく柱などにも広がってしまいます。
天井や壁の一部が何となく変色したように感じたり、カビ臭いと感じた場合には、専門の業者に点検してもらいましょう。
台風や大雨などで一度に大量の雨が降ったり、梅雨時期に長期間雨が続くと、居住空間にまで雨水が染み出して雨漏りしていることに気付くことになります。
何ヶ月も前から雨漏りが続いており、天井裏や壁の内部が酷い状態になっていることもあります。
大雨の時だけでなく、普段から雨漏りして建物を劣化させている可能性があるので、専門の業者に点検・修理を依頼してください。
ほとんどの方は、何か異常が起きるまでメンテナンスをせず、異常が目に見えた時には大きな被害が出ており大掛かりな工事が必要になることが多いです。
定期的に点検をして、早い段階で雨漏り修理をすることでメンテナンス費用を抑えることができます。
目に見えない雨漏りからお家を守るためにも、定期的な点検が大切です。
屋根や外壁の点検は、普段は見えない地道な作業かもしれませんが、家という大切な資産と、そこで暮らす家族の安全な未来を守るための「見えない努力」です。
症状が出てから慌てるのではなく、定期的なメンテナンスを習慣にすることで、安心して長く暮らせる住まいを維持していきましょう。