●塩化ビニール
広く普及しており、低コストで軽くて組み立てもしやすい雨樋の素材です。
紫外線による変色や劣化や破損しやすいために、定期的に塗装をして美観を保ったり、破損個所の修理も必要になります。
●合成樹脂
塩化ビニールよりも耐久性が高くなる処理をしてるものもあり、紫外線に強いです。
塩化ビニールよりは高めな金額になります。
●ガルバリウム鋼板
近年注目されている鋼板で雨樋以外にもよく採用される建材です。
耐久性が高く、加工もしやすいとあって金属素材としてはコストも安い傾向です。
錆びにくく金属雨樋の中では一番使われてる素材です。
●銅
耐久性は高いですが、酸性雨などで経年で穴が空く可能性があります。
銅らしい色から酸化して緑かかった青色になります。
価格はかなり高めで、神社仏閣などでよく使われる素材です。
●アルミ
住宅雨樋としてはほぼ使用されることのない素材です。
サビないことと加工しやすすく長いものでも繋ぎ目がないことや、熱による膨張も起こりにくい点がメリットです。
●ステンレス
錆びにくく耐久性の高い素材で、メンテナンスもほとんど必要ありません。
内側で繋ぐことができ、繋ぎ目が目立たず綺麗に仕上がります。
価格は高く、雨樋としてはほとんど流通していません。
普段はあまり気にも留めない雨樋でしょうが、住宅を守る役割は大変重要な部分ですので、雨樋の交換や排水の調整など定期的なメンテナンスを心掛けしましょう。