周南市の方へ、アスファルトルーフィングとは?ゴムアスルーフィングとの違い
本日のコラムでは、
周南市
の方へ、屋根材の下に
敷かれるアスファルトルーフィングについてお伝えします。
ルーフィングとは、屋根材の下に敷かれる防水性のあるシートのことを言います。
屋根材だけで雨水を完全に防ぐことはできず、どうしても屋根材の重なりや隙間から雨水が浸入してしまいます。
屋根材の裏側に侵入した雨水が野地板に染み込んだり、屋根裏の内部に侵入することを防ぐのがルーフィングです。
屋根からの雨漏りを防ぐ重要な材料です。
屋根の下側にあり、状態の確認やメンテナンスが困難なので耐久性の高いルーフィングを使用することが大切です。
アスファルトルーフィングは、有機天然繊維を原料としたフェルト状の原紙にアスファルトを浸透被覆したシート状のもので、両面に鉱物質粉末を付着させています。
屋根に使用する際には、野地板と屋根材の間に敷き、タッカーと呼ばれるホッチキスのようなもので、留めます。
アスファルトルーフィングの上に遮熱シートを敷いて屋根からの熱を軽減されるように施工することもあります。
価格は、一般的なアスファルトルーフィングで、1m×20m程度のサイズで3000~5000円程度です。
施工後10年程度で耐久性が大きく低下します。
施工中の傷や破れには特に注意が必要で、将来の雨漏りにつながってしまいます。
施工後は、屋根材の下に隠れてしまうので状態を確認することができず、屋根を葺き替える時しかメンテナンスができません。
改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)
改質アスファルトルーフィングは、アスファルトルーフィングを改良したもので、アスファルトの他に合成ゴムや合成樹脂を加えたルーフィングです。
耐用年数は20年程度と言われており、温度変化に強く、耐久性に優れています。
施工は、アスファルトルーフィングと同様にタッカーで行いますが、野地板と接する面に粘着力がありそのまま固定する接着式のものもあります。
価格は、グレードにより幅があり、5000~10000円になります。
2次防水の役割を担うルーフィングは、重要な部材です。
また、メンテナンスの難しさから、できるだけ耐用年数の長いものを使用することが大切です。
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