下松市の方へ、雨漏りリスクの高い棟板金や谷樋(谷板金)の施工方法
屋根の中でも雨漏りのリスクが高い箇所が「棟」や「谷」と呼ばれる部位です。
そのため、屋根カバー工法や屋根葺き替えなどの屋根リフォーム工事の時には、雨水が浸入しないよう雨仕舞いに気を付けて板金を取り付けます。
今回のコラムでは、棟板金と谷樋(谷板金)の施工についてお伝えします。
雨漏りを防ぐための考え方には、「防水」と「雨仕舞い」があります。
防水は雨水の浸入を防ぐという考え方で、雨仕舞いは雨水を適切に排水するという考え方です。
屋根面と屋根面が交わる棟と谷は雨水が浸入しやすい箇所で、雨漏りを防ぐために雨仕舞いを考えて、棟板金と谷樋(谷板金)を取り付けます。
画像は、下松市で行った屋根カバー工事で隅棟に棟板金を取り付ける様子です。
棟は屋根の屋根面と屋根面がぶつかる頂上部分で、棟に取り付けられる板金を棟板金と呼びます。
棟部分の防水紙(ルーフィング)は重ねて敷き込みます。
屋根材を施工していくと、2つの屋根材の上側と上側が棟で突き付けて施工され、棟の中心部(棟芯)に隙間ができます。
この隙間から雨水が浸入しないように棟板金が取り付けられます。
まずは、棟板金を取り付けるための下地を設置します。
この下地に棟板金をかぶせて、ビスで横から下地に固定します。
雨水の浸入を防ぐために板金の継ぎ目にはコーキングで防水処理をして、棟板金の取り付けの完成です。
谷は屋根面と屋根面がぶつかって谷になっている部分で、谷に設置される板金を谷樋や谷板金と呼びます。
防水紙は棟部分と同じように2重に敷き込みます。
棟板金は屋根材の上にかぶせましたが、谷樋は防水紙と屋根材の間に取り付けます。
谷樋の固定では、谷樋に直接、穴が開かないように吊り子を使って行います。
板金の重なりにはコーキングをして重ねます。
谷の形状に合わせて加工した屋根材を施工して、谷板金の取り付けの完成です。
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