下松市の方へ、防水工事について
住宅のバルコニー、陸屋根には防水工事が施工されています。
防水工事を行う事で住宅を雨水から守ることができ、雨漏りを防いでくれています。
住宅にとって防水とは雨水から守るためのとても重要な工事なのです。
築浅の住宅で雨漏りが起こることがあります。
あってはならない事なのですが、施工不良が原因なのです。
このようなときには施工会社に問い合わせし、すぐに対応をしてもらいます。
築10年以上経過している住宅の場合には1度定期点検をしてもらい劣化状況を見てもらい、劣化具合では防水工事をしてもらうことをお勧めします。
早期の発見で防水工事の費用が安価で済むケースもあります。
こちらのコラムでは、下松市の方へ防水工事について紹介していきます。
防水工事の工法について
防水工事には、様々な工法が存在しています。
防水工事を大きく工法別に分けていきます。
1 ウレタン防水
2 シート防水
3 FRP防水
4 アスファルト防水
防水工事を工法別に大きく分けるとこの4種類になります。
この防水工事には、それぞれ特徴があります。
各防水工事を紹介していきます。
ウレタン防水工事について
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗ることで防水層を形成する防水工事です。
比較的低コストで施工でき、塗料を塗るので施工する箇所が複雑な形状をしていても施工することができます。
施工者の技術力により防水の性能が左右される可能性があります。
ウレタン防水といっても3種類の工法が存在しています。
防水工事に箇所に最適な工法で防水工事を施工してもらいましょう。
1 密着工法について。
密着工法とは、液状のウレタン樹脂を塗布し防水層を作りあげていく工法です。
2 絶縁工法について。
絶縁工法とは、ウレタン防水材を流しこんで伸縮性の高いゴム状の物質を使う工法です。
3 通気緩衛工法
通気緩衛工法とは、ポリウレタンの樹脂を厚みを保ったまま均等に流し込んで防水層を作る工法です。
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シート防水工事について
シート防水は、防水性のあるシートを敷いて防水層を形成する防水工事です。
使用されるシートは、以前はゴムシートが使われていましたが、現在では耐候性の高い塩ビシートが主流になっています。
防水シートの結合部分はシート防水特有の弱点といえ、経年により接着力が低下したり、施工時に接着剤の塗布量の不足などから結合部分が剥がれ、隙間から雨水が浸入してしまいます。
シート防水には、2種類の工法があります。
1.密着工法
防水シートの裏面と下地に接着剤を塗り、シートを直接、下地に張り付ける工法です。
工期が短いというメリットがありますが、下地の影響を受けやすいというデメリットがあります。
2.機械的固定方法
防水シートを銅板器具やビスなどで固定する工法です。
防水シートを直接、下地に接着しないので、下地に含まれた湿気や水分を効率的に逃すことができ、下地の傷みの影響が少ないというメリットがあります。
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FRP防水について
FRP防水は、液状のポリエステル樹脂とガラス繊維などを組み合わせて防水層を形成する防水工事です。
FRPは繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略称で、繊維とプラスチックの複合材です。
軽量で建物に負担がかからず、強度が高いため屋上駐車場などにも施工されます。
FRPは伸縮性がほとんどなく、木造住宅の大きめのベランダなどの変形量が多い箇所ではひび割れなどの可能性があり不向きです。
他の防水工事と比較して、耐久性が高いですが、費用が高くなります。
アスファルト防水について
アスファルト防水は、アスファルトを含ませたり、アスファルトでコーティングしたシートを張り重ねて防水層を形成する防水工事です。
厚みのある防水層をつくるので、耐荷重性に優れています。
ビルやマンションの屋上などの広い場所の施工に向いています。
アスファルト防水の工法は、3種類です。
1.熱工法
溶融窯で溶かして液状にしたアスファルトとルーフィング(防水シート)を重ねていく工法です。
高温での作業になり、臭いや煙が拡散するというデメリットがあります。
2.トーチ工法
アスファルトシートの裏面をバーナーで溶かしながら下地に張り付ける工法です。
アスファルトを溶かすための大型設備が必要なく、臭いが少ないというメリットがあります。
熱工法よりも高い技術力が必要です。
3.常温工法
粘着層を裏面にコーティングしたルーフィングを張り重ねていく工法です。
アスファルトを溶かす必要がなく、臭いや煙が発生しません。
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