団体信用生命保険(団信)とは?仕組みや保障内容、注意点
ご自宅のリフォームをされるとき、リフォームローンや住宅ローンを借り入れる方も多いと思います。
その際に借り入れの条件として加入することが多いのが団体信用生命保険です。
今回のコラムでは、団体信用生命保険について紹介します。
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンやリフォームローンの契約者に万が一のことがあった場合に、保険金によりローンの残金が弁済される保険です。
ローンの支払いは、10年、20年と長期にわたり返済していく必要があり、その間に万が一のことが起こってしまう可能性があります。
そうなった時に、残された家族がローンの支払いに困らないようにするために団体信用生命保険は欠かせない存在です。
団体信用生命保険は、借り入れした人が被保険者となり、金融機関が生命保険会社と契約します。
借り入れした人が死亡または高度障害状態になったときに、その時点でのローン残高が生命保険会社から金融機関に支払われローンを清算するという仕組みです。
基本的に団信の保障対象になるのは、死亡時、高度障害状態になった時です。
それに加えて、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)、八大疾病(三大疾病+高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎)などの特約が付いたものもあります。
ただし、特約を付加した場合には保険料が上乗せされる可能性があります。
団信に加入する際には、健康状態を告知する必要があります。
通常の生命保険よりも告知項目は少ないですが、健康状態によっては加入できない可能性もあります。
もし、偽りの告知をした場合には告知義務違反となり、保険会社から契約を解除されたり、保険金が支払われなくなることがあります。
健康状態に問題があっても、引き受け条件が緩和されたワイド団信もあります。
ただし、ワイド団信は金利が高くなります。
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