陸屋根やベランダなどの防水で使用されるFRP防水について、お伝えします。
FRP防水は、防水用ポリエステルで防水層を形成していき、強い硬質な防水層を作ることが可能で住宅のみならず商業施設の屋上駐車場などにも使用されています。
FRPとは繊維強化プラスチック(Fiber Reinforceed Plastics)の略称で、プラスチック材料の中で耐衝撃性に強く、耐水性や成形性がよいとことから建物の防水材のみだけでなく成形品では、ボート・自動車のボディパーツ・浄化槽・浴槽・船体などに用いられるほどの防水性があります。
しかし、硬くて下地への接着力が強いので、地震などの大きな揺れで下地の動きに追従できずに割れてしまうことがあります。
それは防水層に強度はありますが、伸び縮みをしないためです。