防府市の方へ、木質系の破風板の劣化の放置は危険です!
破風板とは、屋根を構成する部位のひとつで、屋根のケラバ部分(三角形になっている斜辺部分)に取り付けられてる板のことです。破風板の最大の役割としては、雨や風を防ぐことにあります。
建物の屋根は上からの雨や風に強い構造になってますが、横や下からの雨風に対して弱いという特徴があります。
破風があることで屋根を吹き上げるような風を分散させます。
屋根裏に侵入する雨風を防ぐ効果があるのです。
また破風板があることにより、雨や風から家を守るだけではなく、火災からも家を守る大切な役割があります。
火災時に火は下から上へ向かって延燃するのが通常で、窓から上がった火が軒に達するのは驚くほど早いため、破風板によって屋根裏への火のまわりを遅らせる役目があります。
屋根の下地である野地板や垂木を隠し、美観を向上させる効果もあります。
破風板は常々紫外線を受け続ける箇所であるために、痛みやすい箇所ではあります。更に、破風板の部材が木質系であれば、劣化度は一層強くなります。
他にも破風板は強風や大雨、台風などの影響により劣化はしていきます。
痛んで塗装の剥がれた破風板に水が侵入することが、腐食の主な原因です。
痛んでる破風板を放置することで、落下の危険性があり、特に木質系は腐食が進むことで剥がれ落ちやすくなります。
また破風板が腐食することによって、屋根材や外壁にも影響を与え腐食が進んでしまう恐れもありますので、破風板が痛みだしたら早めにメンテナンスをしましょう。
破風板の補修方法は、3つあります。
破風板の劣化が軽微で塗膜が剥がれかかっている状態では塗料を塗る「塗装」、塗膜の剥がれが進行している状態では既存の破風板の上から板金で覆う「板金巻き」、破風板が腐食している状態では破風板自体を交換する「破風板交換」を行います。
防府市で破風板の点検・メンテナンスを検討されている方は、街の屋根屋さん周南店までお気軽にお問い合わせください。
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