下松市の方へ、木部破風板・鼻隠しの付帯部板金巻き工事とは
外壁塗装を行う際に外壁だけでなく、その他の部分も塗装を行いますが、雨樋や破風板・鼻隠しなどのことを付帯部といい、
その付帯部の中でも1番劣化しやすいのが、破風板・鼻隠しです。
破風板とは切妻屋根の縁に付いている板のことをいい、屋根の内部や屋根瓦の下に吹き込む風を防ぐために付けられています。
また雨樋が付いている軒先の先端に設置する横板状の部材は鼻隠しといいます。
端的に解りやすくいいますと、屋根の先端にある板で、雨樋の付いてない方が破風板、雨樋の付いている方が鼻隠しです。
そんな破風板や鼻隠しですが「木材」で出来ている場合には大変痛みやすいです。
木部の破風板や鼻隠しの塗装は5年程度でひび割れが始まり、塗装が剥がれると防水性がなくなり木部に雨水が吸収され、腐食が始まります。
そこで木部の破風板や鼻隠しのメンテナンス方法で近年多いのが、破風板・鼻隠しに板金を巻く施工方法です。
巻く板金の素材は錆びにくい「ガルバニウム鋼板」が主流で、原材料はアルミニウム55%、亜鉛43,4%、シリコン1,6%です。
ガルバニウム鋼板を使用することにより、高い耐久性を望めるのはもちろんですが、何より見た目が綺麗になり化粧性に優れています。
しかし、耐火性・耐熱性は低く火災などで高熱にさらされると曲がることがあります。
そのため破風板・鼻隠しの交換工事の場合には、耐火性の高い「窯業系」の破風板・鼻隠しに交換するのが一般的です。
窯業系とは、セメントやセラミックスなどの複合材なので、耐久性・耐火性・化粧性に優れています。
窯業系の破風板や鼻隠しは、重量があるため耐震性には劣るという欠点がありますが、使われる量が少ないため、あまり問題になることはありません。
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