山口市の方へ、屋根カバー工法の工事の流れや使用する屋根材
屋根カバー工法という屋根工事をご存知でしょうか。
今回のコラムでは、屋根カバー工法についてお伝えします。
屋根カバー工法は、既存の屋根の上から新しい屋根材をかぶせる工事方法です。
既存の屋根を撤去しなくていいので、撤去にかかる人件費や廃材の処分費がかからず、工事費用を抑えることができます。
屋根が2重になることで防水性が回復できるだけでなく、遮音性や断熱性が向上して、雨音が小さくなったり、夏場に屋根から熱が伝わって室内の温度上昇を抑えてくれるメリットがあります。
街の屋根やさんでも、おすすめしている工事方法ですがデメリットもあります。
施工できる屋根が限られ、スレート屋根や金属屋根はカバー工法に向いていますが、瓦屋根や
モニエル瓦などは施工できません。
また、スレート屋根や金属屋根であっても、屋根の下地が劣化している場合にはカバー工法での施工は困難です。
1.棟板金の撤去
屋根カバー工法では既存の屋根材はそのままですが、棟板金は新しい屋根材を施工するのに邪魔になるので撤去しなければいけません。
既存の屋根材の上にルーフィングを敷設します。
屋根材だけでは完全に雨水を防ぐことはできず、最終的に雨水から建物を守っているのがルーフィングです。
重要な部分なので、耐用年数の長いルーフィングを使用しましょう。
3.新しい屋根材の施工
新しい屋根材を施工します。
屋根材は軒先(水下)から棟(水上)に向かって施工していくことで雨水の浸入を防ぎます。
棟板金を取り付けます。
棟板金にはガルバリウム鋼板と呼ばれる錆びにくい素材が使用されます。
山口市で施工した金属屋根(ガルバリウム鋼板)の画像です。
山口市で施工したアスファルトシングル屋根の画像です。
屋根カバー工法をすると、屋根が2重になり重くなります。
屋根が重くなると、屋根への負担が大きくなり、耐震性が低下してしまいます。
そのため、屋根カバー工法に使用する屋根材は、軽量な屋根材を使用します。
屋根カバー工法で一般的に使用されているのが、ガルバリウム鋼板(金属屋根)です。
ガルバリウム鋼板は、錆びにくくするためにアルミニウムや亜鉛でメッキを施した金属の板です。
最も軽量な屋根材で耐久性にも優れています。
金属の屋根材に抵抗がある方には、アスファルトシングルという屋根材もあります。
アスファルトシングルは、フェルトの表面に石粒を焼き付けた屋根材です。
意匠性に優れており、シート状の屋根材なので曲面や複雑な形状でも施工できます。
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