屋根のコケやカビの発生は、屋根材の特徴や場所や環境により経年しますと避けられない場合もあります。
日本は湿度が高くコケが良く生えるといわれます。
またカビやコケは、日当たりの良い場所ではなく、北向きの影が多く日の当たりにくい場所に多いようです。
特にカビやコケは、スレート屋根や瓦棒葺き屋根やガルバリウム鋼板などの金属屋根に発生しやすいようです。
カビやコケは胞子を飛ばして繁殖しており、タイルやコンクリートなどの硬い場所であっても根をはります。
お手入れのしにくい屋根の上ですので、胞子がつくと湿気により繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
こうして、日の当たりにくい場所にカビやコケが発生してしまいます。
カビやコケが発生してそのまま放置してますと、スレート屋根の場合は屋根材がもろくなり、劣化して割れの原因になります。
スレート屋根で多いとされてる劣化の症状はスレート屋根の割れです。
割れがある場合は補修をするか一部張替えをしましょう。
割れたまま塗装をしても、下地補修をしっかりしてなければ強い屋根は作れません。