画像は下松市で無料点検を行ったスレート屋根で、棟板金が剥がれていました。
火災保険は、火事になった時にしか使えないと思われがちですが、自然災害による建物被害にも適用されます。
そのため、台風だけでなく雪や雹、大雨による被害も対象となり、外部の損傷により発生した室内の雨漏りも補修対象になります。
大半の火災保険では、特約により補償しているので、契約内容をよく確認してください。
あくまでも自然災害による被害にしか適用されず、経年劣化による損傷は対象外です。
特に、雨漏りは自然災害によるものか、経年劣化によるものか、判断が難しいので屋根専門の業者に調査を依頼するようにしましょう。
スレート屋根の棟板金の剥がれ、雹による屋根材の割れ、雪の重さによる雨樋の破損、強風によるアンテナ被害、瓦屋根の漆喰の崩れ、なども保険対象になります。
火災保険は、自動車保険と違い等級がないので、保険を使っても保険料が上がる心配はありません。
また、原則として被害を受けてから3年以内であれば保険を申請できるので、いつの間にか壊れていたという方も大丈夫です。