周南市の方へ、金属屋根を塗装する時の注意点をお伝えします
屋根塗装は、それなりに費用もかかりますし、何度もやるようなことでもないので工事に対する疑問や不安があると思います。
周南市で屋根塗装をさせていただくときにも、多くの質問をいただきます。
特に質問が多いのが、トタンやガルバリウム鋼板などの金属屋根です。
今回のコラムでは、金属屋根の塗装についてお伝えします。
金属屋根の表面は塗装されており、塗膜が劣化すると塗膜の下の金属に悪影響を与えます。
塗膜の劣化をそのままにしておくと、金属がむき出しになり、錆が発生しやすくなります。
錆が進行すると、腐食して穴が開き、雨漏りの原因になってしまいます。
そのため、表面の塗装が色褪せたら、塗り替えの時期です。
金属屋根を長持ちさせるには、錆が出てからではなく、その前に塗装することが大切です。
ですが、広い範囲に錆が広がっていても塗装できることもあります。
表面だけが錆びている場合には、錆を削り落としても強度に問題はなく、塗装することができます。
錆びた部分を塗り替えできるかどうかの判断は困難なので、実績の多い業者に判断してもらいましょう。
錆が発生している場合には、ケレン作業(塗料と金属の密着が良くなるように下地を調整すること)で錆を落とします。
このケレン作業をどれだけ丁寧に行うかで、塗装の仕上がりと耐用年数に差が出ます。
金属屋根を塗装する時には、錆が発生しないように、必ず、さび止め塗料で下塗りをする必要があります。
屋根塗装の塗料で一般的なのが、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料です。
その中でも耐用年数の長い、フッ素塗料か無機塗料をおすすめします。
高品質な塗料の方が費用は高くなりますが、この先の塗装の回数を減らすことができるので、長い目で見るとランニングコストを下げることができます。
ただし、この先、何年住むかを考慮して選ぶようにしましょう。
最近は付加価値のついた塗料も増えており、金属屋根の塗装には遮熱塗料がおすすめです。
トタン・ガルバリウム鋼板などの金属屋根は熱伝導率が高く、屋根材の中でも表面の温度が高くなりやすいので、遮熱塗料の効果が発揮しやすい屋根材です。
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