画像は、周南市で現地調査をさせていただいたお家の霧除け(庇)です。
霧除けは、窓やドアの上に付けられた小さな屋根のことで、庇(ひさし)とも呼ばれます。
最近のお家では、霧除け(庇)を付けないことも増えてきましたが、少し前にはほとんどのお家で付けられていました。
雨の日でも風が強くなければ、霧除けがあることで、窓から雨が吹き込むことを防いでくれ、窓を開けることができます。
また、夏の強い日差しを遮ってくれることで、部屋の温度が上がるのを防いでくれます。
直射日光に当たる量が減るので、フローリングや畳、家具などの日焼けも防止してくれます。
冬にも日差しを遮って部屋の温度が下がりそうですが、そんなことはありません。
夏場と冬場では太陽の日射角度が違い、夏場には上から太陽光が差し込みますが、冬場には横から差し込みます。
そのため、霧除けのせいで冬に寒くなることはありません。
霧除け(庇)があることで快適に生活することができます。