画像は、周南市で行った無料点検で、出窓の周りのシーリングの様子です。
シーリングが劣化して、隙間ができています。
・シーリングの劣化
窓枠・サッシからの雨漏りの原因で最も多いのが、シーリングの劣化です。
窓枠を壁に取り付けると、窓枠と外壁の間に隙間ができます。
その隙間を埋めているのがシーリング(コーキング)というゴム状の建材です。
シーリングが劣化し、痩せたり、ひび割れると、そこから雨水が浸入してしまい、雨漏りの原因になります。
・外壁のひび割れ(クラック)
サッシ廻りの外壁に生じたひび割れが原因で雨漏りが発生します。
サッシの四隅は歪みの影響が出やすく、ひび割れが起こりやすい箇所です。
ひび割れの幅が0.3mm未満であれば早急な対処の必要はありませんが、それ以上の幅になるとそこから雨水が浸入してしまいます。
サッシの上側にひび割れがある場合には、サッシから離れている箇所だったとしても外壁内部を雨水が伝ってきて雨漏りしてしまうこともあるので注意する必要があります。