周南市の方へ、劣化した棟板金の放置は二次災害の危険性があります
棟板金とは、スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の一番尖った部分に被せる金属の山の形の板のことです。
そんな棟板金ですが、新築や築浅でも施工不良により浮いたり取れたりするケースもあります。
棟板金を止める釘が適切なものでなかったり、釘の打ち方が悪かったりといったケースもありますので注意が必要です。
更に築15年もすると要注意で、釘が錆びて浮いたり抜けてたりします。
また屋根の一番高い部分にありますので、風の影響を受けやすいため台風の時期などは特に注意が必要です。
棟板金の劣化症状としては、まずは「釘の浮き」になります。
金属には熱を持つと伸びるという性質があり、夏場などは日中太陽の熱で棟板金が膨張を起こしてしまい貫板に打ち付けられた釘が膨張とともに浮いてしまい、夜間や冬場の温度が低いときには膨張した棟板金が収縮して釘を取り残したまま元の位置に戻ってしまいます。
こうした気温差による伸縮の繰り返しによって、釘の浮きが起こりえるのです。
貫板に固定するための釘が浮いてしまえば、板金の固定力が弱まり棟板金が風に煽られて「パタパタ」と普段聞きなれない音がするようになります。
また棟板金が浮いた状態のときに、台風や強風が吹くことで剥がれたり飛散へと発展してしまいます。
一番怖いのは、そんな飛散した棟板金が二次災害を起こすことです。
まず考えられるのは、ご自宅の庭に落ちるのであれば良いですが近隣が近い密集場所ですとお隣などに当たってしまいます。
しかしお隣の住まいに当たってしまい、屋根や外壁や駐車中の車なら補修ですみますが、窓ガラスを割ってしまい住民の方まで怪我をされては目も当てられません。
更に通行人に直接棟板金が当たってしまうと、大怪我になり大変な事態になります。
そのため屋根の上の棟板金のことなので、御自身では状態確認はできないですし危ないので、定期的に棟板金の点検・メンテナンスを適切業者へご依頼ください。
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0120-838-878