雨が続く梅雨時期には特に軒天を見上げて雨染みがないか確認しましょう
軒天とは、軒下の天井だから軒天です。
地上から屋根を見上げた時に見える屋根の裏側部分のことを指します。
軒下、軒裏、軒裏天井、上げ裏いう呼ばれ方もします。
この軒天は屋根の裏側にあるため、雨や風とはあまり関係ないと考えがちですが、実は痛みやすい部位なのです。
さらに、色褪せや汚れが目立ちやすい所でもあります。
軒天の特性としては、屋根の裏側に軒天を張ることで野地板や垂木等、屋根の構造部分を隠して建物をスッキリと見せます。
木材を多く取り入れた和風住宅の中には軒天張り付け後に化粧垂木を取り付け、意匠性を高めているところもあります。
また、火災が発生した際に軒天ボードがあると火災時の延焼拡大を防ぐ役割もあります。
軒天に有孔板を使用したり、軒裏換気口を設置することで、屋根裏の内部結露を防ぎます。
軒天は雨漏りの早期発見機と言われ、水は低い方へと集中するため、雨は軒先部分に比較的多く漏れます。
軒先部分の雨漏りは軒天に雨染みとして残り、雨が多い梅雨時期は特に下から軒天を見上げて雨染みがないかチェックをすると、雨漏りの早期発見になりメンテナンス費用も低く抑えられるかもしれません。
しかし雨染みが雨漏りからではなく、結露による場合もあるので「町の屋根やさん周南店」へ無料点検をすることをお勧めします。
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