下松市で軒天に剥がれや雨染みがあり、修理をお考えの方へ
軒天(のきてん)とは、軒天井(のきてんじょう)や軒裏天井(のきうらてんじょう)などと呼ばれる色褪せや汚れが目立ちやすい部位です。
付帯部と呼ばれる住宅の付属部分に当たるのですが、住宅を見上げた際に外壁から外側に突き出している屋根部分の裏を指します。
雨水が流れていく屋根の端を軒先(のきさき)と呼ぶため、その裏の天井を指しますがバルコニーやベランダの裏側も同様に軒天と呼ばれます。
また雨漏りが多いバルコニーやベランダの軒天は雨染みや剥がれが多い所でもあります。
軒天の特性は、屋根の裏側に軒天を張ることで野地板(のじいた)垂木(たるき)等、屋根の構造部分を隠し住宅の見た目をスッキリと見せることで美観の向上があり、和風住宅の中には軒天を張付け後に化粧垂木(けしょうたるき)を取り付け、意匠性を高めているお住まいも見られます。
また火災が起きた際に軒天がないと火がたちまち屋根裏まで廻り屋根が焼き落ちてしまいます。そのため軒天には不燃材を使用し住宅の被害拡大を防ぐ役割を持ってます。
築30年以上前の軒天はカラーベニヤ(ベニヤ板)が使用されていましたが、現在は、不燃材(ケイカル板・エクセルボード・フレシキブルボード)が新築やリフォーム共に多く使用され、性能とコストのバランスが非常に良い軒天材になります。
特にケイカル板は耐久性・耐火性・防湿性に優れていますが、吸水性が高いため必ず塗装による塗膜保護が必要になります。
フシキシブルボードは強度に優れていますが、重量がケイカル板の2倍近くもあるため下地の強度の確認が必要になります。
軒天が色褪せやカビなど汚れがあれば、洗浄後に塗装によるメンテナンスで十分ですが、剥がれや雨染み、腐食があれば現状雨漏りを起こしている可能性が大なので、しっかり雨漏りの原因を突き止めメンテナンスをして軒天も張替えなどを致しましょう。
最後に軒天は「雨漏りの早期発見箇所」言われてまして、定期的に下から軒天を見上げて雨染みや浮き・剥がれなどないか確認をすると劣化の早期発見になりメンテナンス費用も結果的に低く抑えることに繋がります。
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