周南市の方へ、ラジカル塗料とは?メリット・デメリット、おすすめの塗料
屋根塗装・外壁塗装に使用する塗料には、さまざまな種類があります。
塗料の種類によって耐用年数が異なったり、遮熱効果がある塗料もあります。
今回のコラムでは、周南市の方に数ある塗料の中からラジカル塗料について紹介します。
通常、塗料のグレードは耐用年数を決める合成樹脂によって決まり、シリコン樹脂を使用していればシリコン塗料、フッ素樹脂ならばフッ素塗料と呼ばれます。
ですが、ラジカル塗料の場合はラジカルという樹脂が入っているわけではありません。
ラジカル塗料のラジカルとは、塗料に含まれる酸化チタン(白色顔料)に太陽光の紫外線が当たることで発生する物質のことです。
発生したラジカルは、塗料の樹脂や顔料にダメージを与え、塗膜を劣化させてしまいます。
このラジカルの発生を制御するのが、ラジカル制御型塗料です。
高耐候酸化チタンと光安定剤という2つの成分がラジカルの発生・発散を抑制しています。
ラジカル塗料は、塗膜を劣化させる原因となるラジカルの発生を抑制することで、塗膜の劣化を防いでいます。
ラジカル塗料は、価格が安い割に性能が良く、コストパフォーマンスが高いです。
ラジカル塗料は、シリコン塗料よりも少し高いくらいの価格で、シリコン塗料とフッ素塗料の間くらいの耐用年数です。
チョーキング現象の原因となるラジカルを制御するため、チョーキングが発生しにくいのが特徴です。
※「チョーキング現象」とは、外壁を触ると白い粉が付く現象のことで、塗膜が劣化したサインです。
光沢やツヤのある塗膜がつくれ、汚れが付着しにくい塗膜になります。
水性で、主剤と硬化剤を混ぜる必要がない「1液型」の塗料が多いため、作業性に優れています。
ラジカル塗料は発売されてから5年程度しか経過しておらず、製品数や実績が少なく、メーカーが公表している耐候年数や性能が実際に発揮されるかは不透明です。
ラジカル塗料で塗り替えたい場合には、日本ペイントの「パーフェクトトップ」がおすすめです。
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