周南市の方へ、築年数と劣化症状で考えるスレート屋根のリフォーム方法
工事方法が3つあることで、どの工法で屋根リフォームをすればいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは、築年数によってどの工法でリフォームをするのがいいのか、お伝えします。
画像は、周南市で行った屋根リフォームの様子です。
築12年以内でおすすめの屋根リフォーム方法が「屋根塗装」です。
屋根は常に太陽光や風雨にさらされており時間の経過とともに劣化していき、屋根材のズレ・割れ、金属部分の錆びなどにより防水性が低下して雨漏りにつながります。
築10年以内であれば雨漏りするほどの深刻な不具合が起きることはほとんどなく、屋根塗装で屋根材の表面を覆っている塗料の膜を新しく塗り替えることで屋根の防水性を回復させることができます。
防水性の低下は屋根の劣化を進める原因にもなるので、屋根塗装で屋根の寿命を延ばすことにつながります。
築12~20年であれば屋根カバー工法がおすすめです。
屋根カバー工法は時間が経過して劣化している屋根の上に新しい屋根をかぶせる方法です。
屋根材の寿命は屋根材ごとに違いますがスレート屋根で20~30年と言われており、屋根材自体が劣化していることから塗装するよりも屋根材を新しくする方が有効です。
ただし、屋根の劣化が激しい場合には屋根カバー工法を行えず、屋根葺き替えによる屋根リフォームが必要になります。
屋根葺き替えなら既存の屋根を撤去しないといけないので、屋根カバー工法と比べて工事費用が高くなります。
一度も屋根塗装などのメンテナンスをしていなければ築20年でも屋根カバー工法ができないくらい劣化する可能性も十分あるので、築10年で屋根塗装、塗装から10年後に屋根カバー工法というのが屋根の耐久性やメンテナンス費用を考えるとおすすめです。
築20年以上経過している場合にはスレート屋根はかなり劣化しており、耐用年数を考えると屋根葺き替えがおすすめです。
屋根葺き替えは古くなっている屋根を撤去して新しく屋根を葺く工事です。
既存屋根を撤去するので屋根カバー工法よりも施工費用が高くなりますが、屋根の劣化が激しくても工事が可能です。
築年数が同じでも環境によって屋根の劣化状態は異なります。
そのため、今回の内容はあくまでも目安として考えて、屋根の状態を専門の業者に見てもらってから屋根の状態にあったリフォーム方法で工事をするようにしましょう。
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