セーレン株式会社の非アスファルト系ルーフィング「ルーフラミテクトZ」とは
スーパーガルテクトやオークリッジスーパーなど耐久性・耐用年数に優れた屋根材が多くなっています。
これにともない、屋根下葺き材(ルーフィング)にも高品質で長期耐久性を持つ製品が以前にも増して求められるようになりました。
今回のコラムでは、セーレン株式会社の「ルーフラミテクトZ」について紹介します。
ルーフラミテクトZは、セーレン株式会社の製造・販売する非アスファルト系の屋根下葺材(ルーフィング)で、高い止水性と耐久性に優れています。
一般的に使用されているルーフィングは、アスファルトルーフィングまたは改質アスファルトルーフィングで、基材となるフェルトにアスファルトを染み込ませて防水性を高めたシートです。
ルーフラミテクトZは、アスファルトを使用しておらず、海底ケーブルで海水の浸入を防ぐために採用されている特殊ポリマーを使用しています。
アスファルト系のルーフィングは釘穴などの止水性を確保しているが、ルーフラミテクトは水分に反応して釘穴の止水性を確保しています。
一般的なアスファルト系ルーフィングは気温によって止水性能が変わってしまいます。
低温時にはルーフィングの柔軟性が低下することで、止水性能が低下して、漏水しやすくなります。
ですが、ルーフラミテクトZはアスファルトを使用していないため、低温時・高温時共に高い止水性能を発揮することができます。
また、熱劣化に対して非常に強く、30年後相当でも高い止水性を保持します。
一般的なアスファルトルーフィングと比較して、非常に軽量なので施工性や作業の安全性に優れます。
ルーフラミテクトZシリーズには、3種類の商品があります。
・ルーフラミテクトZ(標準グレード)
・ルーフラミテクトZ 遮熱タイプ
屋根面を遮熱機能をプラスしたルーフィングで覆うことで、夏場の外からの熱を反射し、冷房の効果を高めることができます。
・ルーフラミテクトZ 粘着タイプ
ルーフィングの下地に接する面が粘着層になっており、ルーフィングの固定に釘やタッカーを使用する必要がありません。
釘穴が多くなればなるほど漏水のリスクは高くなるので、粘着タイプなら漏水のリスクを低減できます。
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