岩国市の方へ、屋根のルーフィングとは?種類や特性について
ルーフィングとは、家を雨から守る屋根の防水シートで、大変重要な資材です。
屋根材の下に敷くため普段は目にしないでしょうが、新築施工時や屋根の葺き替え工事や屋根カバー工法の時に初めて知る方も多いでしょう。
そのルーフィングですが、実は屋根材以上に重要な建材で、屋根材の効果など勉強し、どの屋根材が良いかなど選ばれる方は多いでしょうが、ルーフィングまで気にして施工を依頼する人は少ないでしょう。
このルーフィングをしっかり施工されてないと、雨漏りが起こったりルーフィングの下の下地(野地板)が腐食したりします。
ルーフィングの役割は防水ですが、屋根材の下に入り込んだ水を屋根裏(屋根内部)に入れずに外に流すことです。
そのため屋根材の機能とセットでの防水効果になります。
ルーフィングの種類は大きく分けて2種類で、「透湿系」と「非透湿系」です。
透湿系とは、湿気を外に素早く透過・放出する効果があり、結露の発生を抑制し下地(野地板)の腐食や変形を防ぎます。
また熱に対する優れた耐久性能もあります。
「街の屋根やさん周南店」では、指定がなければセーレン社の「ルーフラミテクト」を使用しています。
ルーフラミテクトは、非アスファルト系の材質で構成されているので熱劣化に非常に強く、一般的なルーフィング材は気温によって止水性のが変わってしまいますが、ルーフラミテクトは低温時、高温時共に高い止水性能を発揮することができ、季節を問わず安心して使えます。
非透湿系とは、アスファルトルーフィングが代表的で湿気を逃がさない変わりに、透湿系に比べ止水性は高いと言われています。
また価格も透湿系よりは安価になっています。
更に、自己接着性があり伸び曲げに強いので、木造住宅のルーフィングにお勧めです。
最後に、一般にあまり知られてない建材のルーフィングですが、屋根材の選択以上に大事な建材ですので、屋根の新築時や葺き替え工事・屋根カバー工法の時には注目してルーフィングを選ぶと安心して住めるお宅になるでしょう。
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