耐用年数が経過し劣化した、雨漏りしやすいセメント瓦は強くて安心できる屋根材へ!
瓦には、大きく分けて3種類あり、陶器製の和瓦・セメント瓦・ガルバニウム鋼板などの金属瓦です。
セメント瓦は従来の陶器瓦と比べて初期費用が安いことから、現在より30年から40年前に普及した屋根材になります。
現在では製造は中止されており、普及しているセメント瓦も耐用年数の経過などで「屋根の葺き替え工事」を提案されることの多い屋根材になります。
セメントの主原料は石灰石で、水と混ぜることによって固まり、セメントと水・砂を混ぜたものをモルタルと呼びます。
それを型に流し込み、成型したものがセメント瓦です。
セメント瓦と和瓦は他の屋根材に比べて割れやすく、重いという共通の特徴があり耐震性も高くないといわれています。
和瓦は基本的にメンテナンスの必要はありません。
和瓦は釉薬という薬剤をかけて焼くため、表面がガラス質に覆われているため、劣化しにくく耐久性に優れています。
一方セメント瓦は、塗料で着色され塗膜によって防水性を保っています。
そのため、日光や風雨にさらされると塗装が剥がれて、放置しますとセメント自体も劣化して、割れなどから雨漏りの原因になります。
だいたい10年ごとに塗り直しが必要ですが、それでも25年から35年で葺き替えしなければならなくなります。
セメント瓦は、現在製造されてないため替えがありませんし、耐震性を考慮すると優れた屋根材とはいえません。
耐用年数が経過したセメント瓦は屋根材自体が劣化しているため、屋根塗装を行っても「塗装が水ぶくれのように膨れてきた」「塗装後、すぐに塗装が剥がれた」などの施工不良になる危険があるからです。
結果、現在普及しているセメント瓦は普及してから30年から40年経過しています。
そのため現在雨漏りの起きてないお宅でも、長期的なプランを考えて、軽くて地震にも強いガルバニウム鋼板などの金属屋根への葺き替えを検討されると良いでしょう。
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