周南市の方へ、シーリングとコーキングの違いについてお知らせします
周南市でお客様にお見積りを見ていただいた際に多いのが「シーリングとコーキングって何が違うの?」という質問です。
シーリングと記載されていたり、コーキングで補修すると説明されたり、業者によって違うことを疑問に感じている方が多いようです。
そこで今回のコラムでは、シーリングとコーキングの違いについてお伝えします。
シーリングとコーキングを英和辞書で調べると
・シーリング(sealing)
封印する。密封する。
・コーキング(caulking)
まいはだ(ヒノキなどの皮を砕いて繊維状にしたもの)を詰めること。水漏れの防止。
どちらも同じような意味で、実際、シーリングとコーキングは同じことを指しています。
業者や職人によって呼び方が異なり統一されていません。
現場などでは、あらかじめ形が決まっているものをシーリングと呼び、チューブ容器に入っておりコーキングガンで施工するものをコーキングと呼ぶこともあります。
同じ事を指しているのに、なぜ業者や職人によって異なる呼び方があるのでしょうか?
日本工業規格(JIS)によると、油性コーキング材以外はシーリング材に分類すると定義づけられています。
以前は油性コーキングが多く使用されていましたが、現在では、ほとんど使用されていません。
現在では油性コーキングはほとんど使用されていませんが、以前は多く使用されており、その名残から今でもコーキングという言葉が使われています。
シーリング・コーキングは、住宅の様々な部分に使用されています。
基本的にシーリングは、屋根材のひび割れの補修、屋根と外壁の取り合い板金の防水処理など隙間を埋めて防水性を上げるために使われます。
しかし、サイディング外壁の継ぎ目(目地)に充填されているシーリングには防水のためだけでなく、地震の揺れを吸収する緩衝材としての役割もあります。
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