周南市の方へ、陸屋根やビルの屋上の防水工事の一つシート防水の特徴は?
本日のブログでは周南市の方へ、陸屋根やビルの屋上の防水工事におけるシート防水の特徴とメンテナンスをお伝えします。
シート防水は、1955年頃から海外製のシート材の輸入が始まり、それに伴い国内での生産もスタートしました。
その発見は防水用ではなかったシートの端部を熱したところ一部が溶けてシート同士がくっついた為、防水への応用が始まりました。
そのシート防水には、合成ゴムに接着剤を使用して接合を行う「合成ゴムシート防水」と円形や平状の金具に機械にて下地に塩化ビニールシートの固定を行う「塩化ビニールシート防水」があります。
屋上のシート防水の工法は、ロール状で搬入された合成ゴムシートや塩化ビニールシートを設置していきます。
そのシートの固定方法には大きく分けて接着剤でシートを貼り付ける接着工法と、シートを事前に現場にて設置した円盤型の金具に機械にて固定を行う機械固定工法があります。
シート防水は、その他の防水と比較すると施工面積が大きくなるに従って工事費用が安くなるので、下地条件に合えば広い面積の陸屋根の場合はコストパフォーマンスが良いです。
また工場であらかじめ作られて出荷されるためシート材は品質が確保されているので、信頼性の高い防水層ができます。
さらに、シート防水の耐用年数は13~15年といわれ、ウレタン防水よりも長く持ち、他の防水工法よりもコストを安く抑えられます。
シート防水の劣化症状は、シートの膨れや破れ、剥がれなどです。
・シートの膨れ
防水シートの下に入り込んだ水分が熱によって水蒸気となり、シートを押し上げて膨れが発生します。
膨れが発生しても防水層が破れているわけではないので、雨漏りすることはありませんが、防水層が破れてしまう可能性が高くなります。
・シートの破れ
シートの厚さは1.5~2.5mm程度しかないため、強風による飛来物やカラスなどの鳥がつついたりすることでシートが破れてしまうことがあります。
・シートの剥がれ
シートの結合部分の接着力が経年により低下することで、シートが剥がれてしまいます。
シートの剥がれから雨水が浸入したり、剥がれが進行すると強風でシートがめくれてしまい、雨漏りが発生します。
周南市で陸屋根・屋上のシート防水の点検・メンテナンスを検討されている方は、街の屋根屋さん周南店までお気軽にお問い合わせください。
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