では、天窓(トップライト)についてですが天窓を屋根に設置している家では自然光が多く室内に入り天気がよい時には電気をつけなくても明るい、近所の人から家の中が見えない、換気性能が壁面だけに窓がある家と比べると約4倍も換気機能をを高めることできると言われています。
天窓(トップライト)をつけている家に注意してほしい事があります。
壁面に取り付けている窓ならメンテナンスが天窓に比べると容易で、不具合が起きたときにはすぐに対処が可能です。
しかし、天窓で不具合が起きた時には、自分でメンテナンスや修理をすることは困難です。
天窓に工夫をして、雨水が入り込まないようにしていますが屋根の一部に穴をあけて取り付けています、そのため構造上何もしていない屋根に比べると、雨漏りが起きる可能性は高くなってしまいます。
天窓の雨漏りの原因は大きく3つあります、ガラス面の防水パッキンの劣化、水切りや防水シートの劣化、設置時の施工不良です。
雨漏りの現象として、直接室内に水が垂れ落ちるのがガラス面の防水パッキンの劣化が原因で雨が降るとすぐにポツリとくるので、雨漏りにすぐ気づきます。
また、室内の壁の内側からにじみ出てくるジワジワとジワと雨漏りしている場合は水切りや防水シートの劣化と設置時の施工不良が原因で、屋根の内側に水が入り込んでしまっているので、雨漏りに気づきにくく気付くのに時間がかかり気づいた時には被害は甚大です。
もし雨漏りしてしまってもメーカーの保証が適用される場合もあるので、補償内容は必ず確認しておきましょう。
壁面の窓に比べると天窓は長年放置されているとおもいます、本来は10年ごとに天窓はメンテナンスが必要です。