光市の方へ、雨漏りの原因になりやすい、天窓のメリット・デメリット
天窓とはトップライトとも呼ばれ、天井の高い部分や屋根に設置する窓のことです。
天窓の良い点は、屋根に設置することにより照明の灯りではなく自然の太陽光を取り込むことができるため、天気の良い昼間などは電気を付けなくても十分なくらい明るくなり、天窓は壁の窓の3倍も取り込むことができるといわれています。
更に隣との距離が近い家ですと、天窓があれば近隣を気にせずに自然光を取り込むことができ、防犯面でも効果的です。
他には天窓の魅力は、室内だけでなく屋根に窓があることで外から見ても、デザイン的にスタイリッシュでお洒落です。
また開閉式の天窓は、壁面の窓と比べ約4倍も換気機能を高めることができるといわれています。
暖かい空気は上に上昇するため、天窓を開ければ簡単に換気ができます。
しかし天窓は魅力的な良い点ばかりではありません。
天窓は屋根の一部に穴をあけて設置しているため、構造上なにもしていない屋根面に比べると、雨漏りが起きる可能性が高くなります。
また結露が多い立地の住宅ですと、天窓からの結露被害も考えられます。
各メーカーも問題に注力し、屋根との接合部分の防水処理には力を入れて取り組んでおり、天窓の廻りの隙間はコーキングやパッキンなどの弾性樹脂などで塞いでいますが、樹脂は年数の経過で劣化してひび割れが発生し、そこから雨が染み込んでいきます。
更に天窓は屋根の上に設置されているので、紫外線の影響を直接受けるため外壁などのコーキングより早く劣化します。
また天窓の寿命は設置後約25年が目安で、25年を過ぎてしまうと経年劣化で不具合や破損などが起こり雨漏りの原因になります。
そのため定期的に点検を行うことが大切で、また防水再施工や天窓交換工事のメンテナンス方法のみでなく、将来的なリスクやメンテナンスを考えて、天窓を塞ぐことも考えると良いでしょう。
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