下松市の方へ、瓦棒葺きトタン屋根の錆(サビ)はなぜ起きる?
瓦棒葺き屋根は、昔からある葺き方で緩い勾配でも施工でき、長尺(長い1枚物の板金)で葺かれているため、防水性が高いです。
しかし古い瓦棒葺き屋根はトタンで施工されているのがほとんどで、築年数の経過したトタン屋根は錆が発生しているでしょう。
トタンとは、鋼板を亜鉛でめっきしたもので、そのめっきのお蔭で錆びにくいですが、現在主流のガルバリウム鋼板と比較すると錆びやすいです。
そもそも錆とは「腐食」で、多くの建造物で使われている金属は人工的に作られています。
腐食とは、金属が空気中の酸素や水に触れることによって、自然界の状態であるイオンとなって戻る現象です。
そのため、屋根は日々紫外線や風雨に晒されていますので、錆が発生して劣化してしまいます。
トタンをはじめとする金属屋根をより長持ちさせるには、定期的に塗装によるメンテナンスが不可欠です。
一般的には5年から10年程度でメンテナンスが必要ですが、立地条件や環境に左右されるため普段から表面の状況を確認しておき錆が発生する前に塗装によるメンテナンスが望ましいです。
一度錆が発生すると直ぐに広がってしまい屋根全体が腐食して、あちこちに穴が開くという事態も珍しくありません。
腐食の状態が進行しているトタン屋根は、塗装によるメンテナンスができませんので、トタンより錆びにくいガルバリウム鋼板で葺き替えたり重ね葺きによるメンテナンスになります。
更に最近では、ガルバリウム鋼板よりも耐久性の高い次世代ガルバリウム鋼板も登場しており、長期にわたって美しさを保つことができます。
次世代ガルバリウム鋼板は軽量で雨漏りに強く、従来の金属屋根よりも錆びにくいのが特徴で、これまでのガルバリウム鋼板よりも3倍超の錆びにくさがあり、コストパフォーマンスも上々です。
是非、屋根葺き替え工事や重ね葺き工事の際には、選択肢のひとつに加えてみてください。
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