屋根のメンテナンスで塗装工事や屋根カバー工法の際に、必ず屋根材についた汚れやカビやコケなどを落としきってから行わなけれないけません。
その時に使われるのが高圧洗浄で、しかし高圧洗浄の水のみでは落としきれないカビやコケなどがあり、そこで開発されたのがバイオ洗浄です。
バイオ洗浄と高圧洗浄の違いは、屋根を塗装などする前の洗浄工程において使う液体の違いです。
一般的な高圧洗浄の場合は水のみで汚れを落としますが、バイオ洗浄の場合はバイオ洗浄用に作られた薬品を使用して汚れを落としていきます。
まず水のみで高圧洗浄をして汚れを落とし、次にバイオ洗剤を散布して屋根の汚れを形成している細菌を分解させます。
そして屋根の汚れの原因になっている細菌を分解できたら、バイオ洗剤を高圧洗浄にて綺麗に落としていきます。
この工程をすることによって、屋根に発生している目に見えないカビやコケまで根こそぎ落とすことができるのです。
人間も体や頭を洗う際には、水を掛けて石鹸などで体の汚れを落とし、最後に水で流しますよね。
同じように屋根材にもすることで、はじめて塗装工事や屋根カバー工事ができる屋根材になるのです。