周南市の方へ、屋根勾配の違いによるメリット・デメリット
本日のコラムでは、周南市の方へ屋根勾配について紹介します。
屋根勾配とは、屋根の傾斜のことです。
屋根の傾斜が緩やかなことを「緩勾配(かんこうばい)」と言い、屋根の傾斜がきつく急なことを「急勾配(きゅうこうばい)」と言います。
傾斜の角度は、屋根材の種類や形状、地域の降雨量や積雪量などの気候を考慮して決められるのが一般的です。
屋根の面積が少なく台風などの風の影響を受けにくくなります。
施工面積が少なく済み、勾配が緩やかなため、材料費や人件費などでコストを抑えられます。
勾配が緩やかになると汚れやホコリが溜まりやすく屋根材の劣化が早く進行する可能性があります。
急勾配の屋根と比べると水はけが悪く、コケ・カビが発生しやすくなり、屋根材の劣化を進行させたり、雨漏りのリスクが高くなります。
雨漏りのリスクを抑えるために、使用できる屋根材が限定されてしまいます。
水はけが良いため雨漏りのリスクが低くなり、雨水が滞留しないためコケ・カビの発生が抑えられます。
天井から屋根裏面までの空間が広くなることで屋根裏を物置などに有効活用でき、断熱効果も期待できます。
屋根の勾配がきつくなると、台風などの風の影響が強くなります。
屋根面積が広くなるので、施工価格が高くなります。
また、メンテナンスの際には通常の足場だけでなく、屋根足場が必要になりコストがかかります。
屋根勾配によって使用できる屋根材が異なります。
屋根の上での雨水の流れや水はけの関係から、屋根材ごとに使用できる最低勾配が決まっています。
最低勾配を守らないと雨漏りのリスクが高くなりますので、必ず守る必要があります。
瓦屋根の場合にはある程度の勾配が必要ですが、ガルバリウム鋼板などの金属屋根は緩やかな屋根でも使用できます。
屋根の角度は、見た目だけでなく使用できる屋根材や雨漏りのリスク、メンテナンスコストに関わります。
勾配によってメリット・デメリットがありますので、新築、もしくは中古物件を購入する場合は参考にしてみてください。
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