山口市で屋根リフォームをする前に知っておくべき屋根の構造
屋根リフォームでは、「野地板」や「垂木」など馴染みのない用語が多く、業者の説明が理解できないことも多いと思います。
聞いてもわからないので、業者に任せるという方もいるかもしれませんが、用語を理解することでいい加減な工事を防ぐことができます。
そのため、今回のコラムでは、屋根の構造についてお伝えします。
画像は、山口市で垂木を取り付けている様子です。
垂木(たるき)は、棟(屋根の頂上)から軒(屋根の先端)に向かって設置される角材のことです。
棟や軒に対して垂直・等間隔に配置されます。
垂木のサイズや設置する間隔は、屋根材の重さや軒先の出幅の長さによって変わってきます。
屋根が重くなったり、軒先の出幅が長くなると、垂木にかかる負担が大きくなるからです。
野地板に屋根材と防水紙を固定するので、屋根において重要な部位です。
野地板には厚さ9~12mm程度の構造用合板が使用されます。
合板は薄くスライスした板を張り合わせた板のことで、構造耐力上主要な部位に使用する合板を構造用合板といいます。
フェルトにアスファルトを染み込ませたものが一般的です。
屋根材の下に侵入した雨水を排水する役割があり、ルーフィングがなければ、雨水が野地板に染み込み、建物の内部に侵入してしまいます。
最近では、遮熱効果があるルーフィングもあります。
屋根の構造で一番上にあるのが、屋根材です。
屋根材は、降った雨水を排水し、雨水が屋根の内部に侵入することを防いでいます。
現在、最も使用されているのはスレート屋根です。
どんな屋根材であっても、劣化して雨漏りします。
そのため、定期的な点検とメンテナンスをして屋根を長持ちさせることが大切です。
屋根は下から順番に垂木、野地板、ルーフィング、屋根材という構造をしています。
それぞれに役割が異なりますが、どれかが欠けると屋根として成立しないほど重要な部材ばかりです。
屋根リフォームの時には、劣化の程度を確認して、適切な補修・メンテナンスを行いましょう。
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