柳井市でアスベスト（石綿）が含まれているスレート屋根の点検を行いました
柳井市のお客様のお家は築24年で、飛び込みの業者に「アスベストが入っている屋根材は危険だ」と言われて心配になっているようでした。
2004年以前に建てられたお家でスレート屋根の場合、大半はアスベストが含有されています。
アスベストが含まれている屋根材が原則禁止となったのは2004年で、これ以降に建設されたお家ではアスベスト含有の資材は使われていません。
アスベスト含有屋根材の見分け方と最適な解決方法はこちらをご覧ください
「アスベストが入っていて危険はないの？」という方は多いですが、極端に劣化していない限りはほぼ無害です。
アスベストが使用されているものの中で最も危険なのは、飛散しやすい室内の壁や天井への吹き付けです。
室内なのでアスベストの濃度が濃くなり、呼吸で吸い込んでしまう危険性が高いのです。
屋根材としてスレート屋根に含まれているアスベストはセメントに混ぜこまれて固定されているため、破砕や極端に劣化していない限り飛散することはありえません。
よってご自宅のスレート屋根にアスベストが使用されていても心配する必要はないのです。
スレートは割れている箇所がありました。
外部からの衝撃や屋根材の熱収縮、凍害などによって発生します。
この程度の割れでは、雨漏りを起こすことはありません。
破片が残っているため、それを合わせてコーキングで留め付けます。
苔とカビが発生している状況です。
スレート屋根の表面の塗膜が劣化して防水性が低下したことで水はけが悪くなり、苔・カビが発生します。
苔・カビは水分を溜め込んでしまい屋根材の劣化を加速させてしまいます。
経年劣化や紫外線、風雨の影響で劣化が進行しており、メンテナンスが必要な状況でした。
築24年ということで、塗装でのメンテナンスは困難なため、「屋根カバー工法」か「屋根葺き替え」でのリフォームを提案させていただきました。
スレート屋根のチェックポイントとメンテナンス方法はこちらをご覧ください
同じ地域の施工事例
9時～18時まで受付中!
0120-838-878
