周南市で屋根・外壁塗装、コーキング材でひび割れ補修から塗装
2025.10.11
こんにちは、街の屋根やさん周南店です。今回は、周南市にお住まいのお客様から依頼をいただいた外壁塗装・屋根塗装工事の続きをご紹介いたします。前回の現場ブログでは足場の設置と高圧洗浄の様子をお伝えしましたが、今回はいよいよ本格的な塗装工事に入っていきます。ーーーーーーーーーーーーーー…
下松市で塗膜が剥がれる塗装の不具合が多いモニエル瓦を塗り替え
モニエル瓦は、ヨーロッパ発祥のセメント瓦の一種で、乾式コンクリート瓦や乾式洋瓦などと呼ばれます。
見た目はセメント瓦によく似ており、瓦の上端と下端の切り口がデコボコしているかで見分けます。
セメント瓦が特徴や性質も似ており、セメント瓦と同じように定期的な塗り替えの必要があります。
その塗り替えにモニエル瓦とセメント瓦の大きな違いがあります。
モニエル瓦は、最も塗り替えの難しい屋根材です。
それは、モニエル瓦のセメント層とトップコートの間にあるスラリー層が原因です。
塗り替えた後に、劣化して弱くなったスラリー層が表面の塗膜ごと剥がれてしまうため、数年で塗膜が剥がれるということがあります。
屋根塗装の不具合が多いモニエル瓦ですが、専門的な知識のある業者が施工すれば数年で塗膜が剥がれるということはありません。
モニエル瓦の塗装をしていきます。
下塗りにスラリー強化プライマーというモニエル瓦専用の下塗り材を使用します。
スラリー強化プライマーを使うことで、スラリー層が強化され、塗膜ごと剥がれるのを防いでくれます。
普段の屋根塗装では、ローラーを使って手塗りしますが、今回の塗装では機械で吹き付けました。
モニエル瓦の表面が凸凹しているので、ローラーでは塗料をしっかりと塗布することが難しかったからです。
下塗りが不十分だと塗膜が剥がれる原因になるので、たっぷり吹き付けました。
ガムテープでスラリー層が剥がれないか確認してから、中塗り・上塗りを行いました。
モニエル瓦の塗膜が劣化すると、屋根材に雨水が浸透して劣化を早めてしまうので、定期的に塗り替えることが大切です。
モニエル瓦の塗り替えを検討されている方は、お気軽に街の屋根やさん周南店にお問い合わせください。
モニエル瓦のメンテナンス方法はこちらをご覧ください
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