周南市で折板屋根のカバー工事、タイトフレームにぺフ付きの屋根材を固定
2024.10.12
周南市にお住まいのお客様から屋根工事のご依頼をいただきました。以前、屋根の調査をしていたお客様で、折板屋根が全体的に錆びて複数穴が開いていたことから屋根カバー工法による屋根工事の提案をしていました。今回の現場ブログでは、周南市で行った折板屋根のカバー工事を紹介します。ーーーーーー…
山口市で屋根材「セネター」を軒先の出幅を調整しながら葺きました
使用する屋根材は、デクラ屋根システムの「セネター」という製品です。
セネターは、ガルバリウム鋼板の表面に天然石ストーンチップを焼き付け加工した屋根材です。
ガルバリウム鋼板の屋根材は、経年や紫外線、風雨の影響で表面の塗膜が劣化して色が褪せてきます。
しかし、セネターは天然石を使用しているので色褪せや塗り替えの必要がありません。
また、屋根材1㎡あたり約7kgと粘土瓦の約1/9の重さなので耐震性に優れています。
屋根の軒先から施工していきます。
軒樋（雨樋）の出に合わせて、セネターの先端の出幅を調整しながら施工します。
屋根材の出幅の位置がおかしいと、軒樋に雨水が正しく流れず、屋根から直接、地面に落ちてしまいます。
雨水が大きくなったり、地上に落ちた雨水で泥水が跳ねて外壁が汚れてしまうこともあります。
そのため、軒先の出幅に注意して行います。
屋根材の施工は、軒先から棟に向かって葺いていきます。
雨水は上から下に向かって流れるので、水下側にある屋根材の上に屋根材を被せていき、屋根材の下に雨水が浸入するのを防ぎます。
横の屋根材との継ぎ目が下側にある屋根材の継ぎ目と同じ位置に来ないように確認しながら、専用のビスで一枚一枚取り付けます。
隅棟の山になっている部分に合わせてセネターを加工して取り付けます。
セネターは凸凹のある屋根材で、このまま棟カバーを取り付けると屋根材と棟カバーの隙間から雨水が浸入することになります。
雨仕舞いを意識して、棟の形に合わせて専用のシールテープを貼り隙間を埋めます。
棟カバーは同質でつくられているので、屋根材同様に耐久性に優れており、統一感のある屋根に仕上がります。
棟カバーを取り付けたら、屋根カバー工事の完了です。
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